チェヨンが筆をとり紙に書いた

ウンの伯母には、ほんとに驚かされてしまった。
あんなことのできる人が・・・。
そして、もっと驚くことを聞かされた。
ウンスは、トギの声を取り戻せる脫髮手術ができると、言っていたと・・・。

ウンスは、帰ってきたらきっとトギの声を取り戻してくれる。
だから、、トギにもっと勉強しろと、ウンの伯母は言った。
中原に留学してみるか・・・そうも言っていた。
すべて援助するから、どうだとも・・・。

誰かに相談しようにも、口のきけないトギのいうことを真剣に聞いてくれたチャンビンは、もういない・・・ トギは、途方に暮れていた。


 チェヨンは、任務を終え迂達赤へ向かっていた。
向かっていたはずだったが、なぜかdermes 激光脫毛いつの間に典医寺まできてしまったことに気づいた。
俺も相当だな・・・そんなことを思いふと薬草園の方を見て・・チェヨンは、思わず走ってた。
イムジャ。あの灯りは、イムジャの部屋・・・イムジャ・・・。

チェヨンは、ウンスの部屋の戸を開けた。
この扉を開けると・・・明るいウンスの笑顔が迎えてくれた。
イムジャ・・・。チェヨンは、我にかえった。
そこには、窓の外を見つめるトギがいたからだ。

驚いたトギが、開けられた戸孔聖堂 校風 に目をやると・・・チェヨンが立っていた。
なんだと、いわんばかりの視線をチェヨンにむけた。

「トギ。なぜお前が・・この部屋におる。」

トギは、どう答えていいかわからなかった。
どうせ・・半分もつたわらないのだから・・・。

チェヨンは、戸棚から紙と硯と筆を執りだし、墨を擦り始めた。
ああ。ほんとに面倒だわ。
キャップを取って、さっさと書けないなんて・・・。
ウンスがいったことを思い出した。
墨を擦りながら、チェヨンの顔が笑顔になっていた。

チェヨンが顔をあげると、トギも笑っていた。
おそらく同じことを思い出していたのだろう・・・
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